やまゆりの思い出
やまゆり ユリ科 最大級の花径 15㎝から18㎝で 7月から8月中部地方から主に近畿地方、北陸地方を除く 茎の長さは1mから1.5m、先に1個から数個、時に20個余りの花を咲かせる。花の香りが強い。
まだ私が小学生低学年のころ、お父さん(父ちゃん)がカブ(50CC)原付バイクに乗って、近くの山(といってもバイクで1時間半から2時間)結構遠い、にやまゆり、を取りに行きました。
大きなナップサックを背負って朝の3時ごろ、一人で出かけて行きましたが、 元々せっかちな人で店の軽トラで誰かと一緒に行けばいいのに、めんどくさいのか、いつも一人で出かけます。
たくさんのやまゆり を大きなナップサックに、あふれんばかりに詰め込んで、帰ってきました。この頃はアルミの大きなバケツに水を入れて、数か所飾るのですが、もう飾るというより、束ねておくという感じ。
店、応接間(そんな立派なものでなくて)、台所、トイレ(この頃は汲み取り式の便所で普段は臭い)、私たちの部屋に飾りましたが、とにかく香りがすごい。
この時ばかりはお花畑。
便所に入った時の心地よさは、今でも鮮明に覚えています。